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好きな言葉は他力本願

Vガンダム 感想

機動戦士Vガンダムを見終えました。

 

千住明さんが曲を担当しているとのことで。ガンダムシリーズ初めてだった。

 

ロボット、SFモノは難しい印象があって敬遠していたが、実際見てみると地上での戦争と同じだなと思った。

 

ザンスカール帝国が地球を攻めてくるところから物語は始まるが、初めはリガ・ミリティアの人たちがニュータイプであるウッソを頼りにして戦争に巻き込もうとしているのが怖かった。きっかけはザンスカールにあるけど、どんな理由があっても子供を戦争に巻き込むのは違うだろと私は思う。実際ウッソ自身も大人たちが始めた戦争に子供を巻き込まないでください!といったことを言っていた(どの話だったかは忘れた)。中盤になるとウッソ以外にも子供が戦争に参加することになっていたが。

 

戦争が行われているので多くの人が命を落としていったが、特に印象的だったのが、宇宙に行く前のベスパ対リガ・ミリティアの戦いで、戦死したケイト。マスドライバーが破損したのを自身の操縦する機体で支えていたのを敵軍にコックピットを刺されるのはさすがにむごくて、14話見た後しばらく放心状態だった。

 

ガンダムシリーズは勝手に主人公とそばにいる女の子が結ばれるイメージを持っていたため、作中ウッソがシャクティを思いやる反面、「カテジナさん!カテジナさん!」って言っててこの二人、幼馴染の関係超えるのか?と疑問に思っていたら、最後特に進展なかった。シャクティ目線だと、大切な家族ではあるけど助けた子供(カルルマン)を子供に押し付ける大人の女をずっと好いている少年を恋愛的には好きにはならないよねと勝手に納得してしまう。

 

ウッソはウッソで自分より年上が好きだからこそ、シャクティをそういう対象には含めていないのかなと思った。カテジナをはじめ、マーベットやシュラク隊のお姉さんにドキマギしていたもんね。カテジナさんがどんなにおかしくなってもカテジナさん!って彼女を信じているウッソが私には理解できなかったが。さっきも述べたように、助けた子供を自分で世話をせずにシャクティに任せたあたりでこの人嫌だなって気持ちがあったので。

 

最後にカテジナにあったことをウッソに伝えないシャクティが好き。カテジナに会ったことを知ったら、ウッソは絶対に会いたいといいそうだけど、そうはさせなかったシャクティの冷たさ(私の解釈)はなかなか良い。ウッソは許してもほかの人が許さないと争いが始まるのを防ぐためにあえて言わなかった説もあるかも。ウーイックが復興されているのかわからないけど、家族も友達もいないであろうカテジナが地元に戻ったところで以前のような暮らしはできないであるのは確かなので、散々悪いことしてきた彼女だったが、同情してしまう。

 

感想がとっ散らかっているけど終わり。